口唇嚢胞 3

この患者さんは女のお子さんです。当地の耳鼻科の先生からご紹介いただきました。

OK-432 0.5KEを0.1mlに溶解して嚢胞内に注入いたしました(高濃度OK-432 注入法)。治療翌日には発赤が認められました。その後少し小さくなりましたが、3週間後くらいからまた大きくなってしまいました。




第1回治療5週間後に第2回治療をいたしました、今回もOK-432 0.5KEを嚢胞内注入いたしました。翌日には発赤が認められ、その後の嚢胞は小さくなっていきました。4週間後にはほとんど判らなくなっています。
このように、1回の治療で治らなければ、根気よく繰り返す事が大事です。


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